畳訓練校研修熊本

今週の訓練校!

五代目、奮闘記『今週の訓練校』
手縫いの作業を学ぶ畳訓練校の模様をご紹介します!

今回は畳表を生産し、材料の『い草』育てている熊本に訓練校の研修で行ってきました。
東京の訓練校だけでなく、埼玉、京都の学生さんと合同の研修になります。
昔は訓練校の卒業旅行で産地に行く研修旅行があったそうですが、しばらくなかったそうです。
今回の研修では農家さんの作業や、若手農家さんのとの懇親会が企画され良い交流の機会ですね~!

朝から羽田に集合し、いざ熊本へ出発です!

見てください、この万全な体制。全員マスク装備ですよ。
徐々に国内にも広がるコロナウイルスの影。
そうですよねぇ、普通つけてきますよねぇ。

ま、僕は忘れましたけどね!!ていうか売ってないし!!

ちなみに同期の齋藤くん、飛行機に乗るのが久しぶりらしくなんかウキウキなんですよねぇ。

う、うれしそう・・・
この後、金属探知機にめちゃめちゃビビってたのは秘密にしておきましょう。

途中、阿蘇山から噴煙が立ち上ってました!!なんともダイナミック!!!

齋藤くん、なんか芸能人みたいだなぁ・・・

いつもの熊本研修では農家さんのもとへ直行直帰、遊びは一切なく農作業に没頭します。
ですので、観光もしないので実は八代市内に行ったことがありません。
ちょっと楽しみです。

ホテル直行のバス。
・・・なんかいいなぁ!!

八代市内はひな祭りで町中雛人形だらけでした。

ホテルにも飾りが出てましたが、この方 なんかとてつもなく辛そうですね・・・

そろそろ畳の話に戻りましょうか!
まずはJAの市場にいきました!

『い草』農産物なので畳表はJAに出荷されるものがあります。
収穫された『い草』を畳表に織上げJAに出荷されます。
出荷された畳表は市場にてセリが行われ価格が決まります。

ここが実際にセリが行われる倉庫です。八代で生産された畳表が大量に入荷されます!
ここまで、大量の畳表見るのは初めてです・・・

『い草』の品種も様々に、高級品のも下級品も一堂に会します。
週に二回、入札がおこなわれます、問屋さんによる入札で一般の方は入ることができません。
一つ一つ見極め、値段をつけていきます。
10時に入札をつけられますが、それまでに何回も見回りをするそうです。

全員、畳屋さんなのでここは興奮するところですよね!!!
比べてみるとやっぱり違いますね~!!
近づいたり離れたり、耳毛を握りい草の手触りを確認していきます。
品種により太さも質感も違います。さらに農家さんにより育て方の差が出てくるので、同じ品種でも質感が違ってきます。畳屋さんにも好みがあるんですよ~。

見学をしていたらいいタイミングで入荷してきた表が!
明日、見学に行く農家さんのものです!!
間違いなくトップクラスに位置づけされる畳表です!

それではご覧ください。

びっしりと織り込まれた肉厚で縁際の色変りもない極上の畳表です。
写真だとなかなか伝わらないと思いますが、実際に目の当たりにした僕の感想はというと。

「バケモンだ・・・」

この一言に尽きます。すみません、ひどい言い回しで下手くそなんですが、本当に最大限の賛辞です。
いつか実際の仕事で使ってみたいですね・・・

当然、みんな集まってきますね~。
翌日こちらの農家さんに見学に行くので楽しみです!!

JA市場の見学がおわった後は産地問屋の肥後物産さんの元へ。
問屋さんの仕事内容や流通の仕組みを勉強します!
農家さんが作られた畳表が実際に畳店に届くまでの工程も説明していただきました!

そして、仕入れた畳表の管理方法や一畳単位への加工の流れも教えていただきました。
『い草』は水分を吸収する効能があり、室内の湿度が過剰に高いとカビが発生してしまうこともあります。
天然の植物なので、当然といえば当然ですね。
もちろんカビてしまったら商品にならないので下の写真の計測器で水分量をはかり、初めから高い数値の畳表は乾燥させるそうです。
そしてしっかり湿度管理された倉庫で保管されます。

末端の畳店としては到着するまで、目にできないので問屋さんが丁寧に取り扱いをしていただけるのは嬉しい事ですね。
農家さんが畳表を織り込む際、ほとんどの畳表が連続で10畳などつながった状態で製織されます。
何メートルもありとても長いんですね。
それを一畳単位に切る機械が下の動画です。
実際に畳表はセットされてないですが、動画のように機械が動きカットされるそうです。

最後に珍しい畳表をご紹介していただきました。
無染土の畳表です!
下の写真で左側の色の濃い畳表がそれです!

通常、刈り取られた生の「い草」泥染めという加工をして色持ちをよくなり強度もあがり、かつ畳の香りがしてきます。
しかし、無染土のものはこの泥染めの工程がありません。
農家さんがい草を加工する際にこの染土が大量に舞い散るんです。
(以前、僕も染土まみれになってましたが・・・)
無染土の畳表は舞い散ることがないので、農家さんが働く環境を少しでも改善しようと考えられたそうです。

実際のお客様には、畳の香りが苦手な方や、粉塵や微粒子などが体質に合わない方にもおすすめですね。
染土による「お化粧」が施されない分、より自然な状態に近いと言えますね。
仕上がりも荒々しいところがありますが、そこもまた味と言えるでしょう。
質感も植物由来の油分があり、つやっぽい感じです。
問屋さんも、農家さんも日々試行錯誤しながら前に進んでいることを実感しました。

ひとまず前半戦はここらで終了します!
次回、いよいよトップクラス農家さんのもとへ赴きます!!


 

『西田畳店』創業140年。
『リフォーム二シダ』内装全般なんでも。
西田光二
住所:東京都三鷹市牟礼6-12-9
TEL 0422-44-3320
FAX 0422-49-9207
MAIL t-r-nishida@jcom.zaq.ne.jp

 

今週の訓練校!” への2件のフィードバック

  1. 西田さん頑張っている様子見るのすごい刺激になります!
    また見ます!

    ロゴいかしてます!

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